日本の台風を英語でどう説明する?

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2019/09/05

日本の台風について英語で説明できますか?

台風の季節が近づいてきましたね。ここ最近は異常気象ということもあって、台風が通過した後には大きな被害がニュースとして取り上げられることも増えています。
そこで今回は「外国人に日本の台風について正しく伝えるにはどうすればよいか?」をテーマに、台風の英語表現や説明に使えるフレーズなどを詳しくご紹介していきましょう。

日本の台風について英語で説明できますか?

ハリケーン?サイクロン?台風の英語表現

まず「台風」は英語で何と言うのか? というと、考えられる名称としては以下のようなものが挙げられます。

・typhoon(タイフーン)
・hurricane(ハリケーン)
・cyclone(サイクロン)

台風、は元々英語の“typhoon(タイフーン)”から来た言葉なので、最も分かりやすいのはタイフーンだと言えるでしょう。しかし、実は上記それぞれは明確に違いがあります。

◆typhoon(タイフーン)

主に北西太平洋を発現地とする台風で、赤い矢印の海流で起こる渦のことを指します。語源としては諸説あるものの、元々は中国語の「大風(たいふん)」から来たというのが有力だそう。中国語から英語となり、それが日本語へ……と考えると面白いですね。

◆hurricane(ハリケーン)

主に北大西洋や北東太平洋を発現地とする台風で、緑の海流で起こる渦のこと。竜巻、というイメージもありますが、竜巻は「トルネード」なので、実は全く別物になります。スペイン語の“ウラカーン(huracan)”が語源となっており、これはとぐろを巻く、という意味。

◆cyclone(サイクロン)

主に南太平洋やインド洋を発現地とする台風のことで、青の海流で起こる渦のこと。一般的には「低気圧の総称」として使われることもあり、ギリシャ語の“kyklon(英語のcycle)”が語源です。これは回る、旋回するという意味だそう。

上記の通り、3つの差異は簡単に言えば「発生場所の違い」のみと言えるでしょう。タイフーンもハリケーンもサイクロンも、発生場所が異なるだけで形は同じということです。説明する場合には気を付けてくださいね。

また、いわゆる台風の中心に位置する「台風の眼」ですが、これは英語では次のような複数の表現で言い表すことができます。

・storm center
・eye of a hurricane
・eye of the storm
・eye of typhoon

Stormも嵐、という意味ですから、どれを使っても通じそうですね。

◆「台風○○号」を英語にすると?

また、日本では台風を区別するために○○号、と番号が振られますが、これを英語に直すにはどうすれば良いのか? というと、以下をご覧ください。

・Typhoon No.21(台風21号)

最も簡単なのは、台風の名称に振られた番号をそのままくっ付けるやり方です。ただ、更に詳しく表現するならば「今年○番目の台風」と言う方法もあります。

・21rd Typhoon of the season(今季21番目の台風)

とはいえ、こういった台風の表記は日本独自のもの。海外では女性の名前をはじめ、固有の名前が付けられていることもありますから、その辺りも簡単に説明できると良いですね。

・In Japan, it is numbered by "the number of typhoons that came in that year".
日本では「その年に来た何番目の台風か」によって番号が付けられています。

日本の台風は特別?外国人への説明フレーズ

では、さっそく日本の台風を外国人に説明してみましょう。

・September, a turning point in the seasons of Japan, is the start of typhoon season.
季節の変わり目、9月ごろが日本では台風のシーズンです。

・It mainly occurs around the northwestern Pacific Ocean near the equator.
それは主に赤道に近い、北西太平洋辺りで発生します。

・Generally what happens in the vicinity is called "Typhoon".
その付近で発生したものを、一般的に「台風」と呼びます。

・When tropical low pressure storms gain momentum and break the 17 meter-per-second wind speed threshold, they are officially called typhoons.
熱帯低気圧が徐々に勢いを増し、最大風速約17m/秒を超えると台風と呼ばれるようになります。

・The typhoon goes from the Philippines to Okinawa and gradually moves northward toward Honshu.
台風はフィリピンから沖縄へ行き、少しずつ本州の方へ北上していきます。

・Strong winds and rains are not uncommon in Japan.
強い風と雨により、日本では大きな被害が出ることも珍しくありません。

・There is a risk of landslides along the mountains and floods along the sea and rivers, so it is said that typhoons should not be approached during typhoons.
山沿いでは土砂災害、海沿いや川沿いでは水害の危険があるため、台風の間は近寄ってはいけないと言われています。

・The typhoon is said to be weakening as it goes north, so the damage in Okinawa is particularly serious.
台風は北上するほど弱まるとされているので、特に沖縄での被害は甚大です。

・Depending on the effects of the typhoon, people may be told to go home early at work or school, or transportation may be inoperable.
台風の影響によっては職場や学校で早めに帰宅するよう促されたり、交通機関が動かなくなったりします。

・I would like to finish shopping and doing my work as soon as the forecast for the typhoon comes.
台風の予報が出たら、早めに買い物や用事を済ませておきたいですね。

上陸前、上陸中、上陸後に役立つフレーズ集

日本の台風に関する説明は上記の通りですが、例えば「台風が近づいています」や「台風が通り過ぎたようです」という風に、今の状態を示すにはどうすれば良いのでしょうか?

◆台風上陸前に使える英語表現

・A typhoon is approaching.
台風が近づいています。
Approach=接近する

・It depends on the typhoon’s speed, but they usually bring rain 3 or 4 days before landfall.
速度にもよりますが、台風が来る3日~4日前からたいてい雨が降ってきます。

◆台風上陸中に使える英語表現

・The typhoon hit Tokyo.
台風が東京へ上陸しました。

・Tokyo was hit by the typhoon.
東京が台風に上陸されました。

・It takes only a few hours for the typhoon to pass.
台風が通過するまで、ほんの数時間です。

◆台風上陸(通過)後に使える英語表現

・The typhoon has passed.
台風が通り過ぎました

・If the typhoon passes by, it will be fine weather basically.
台風が通り過ぎると、基本的には晴天になります。

・This is called "Typhoon sunshine".
これを「台風一過」と呼びます。

いかがでしょうか? 大きな台風が来る時は心の準備が大変ですが、日本に訪れている外国人にとっても初めての災害かもしれません。身近に外国人がいたら、ぜひ丁寧に教えてあげましょう。

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