英会話スクールの規模(大手・個人)による違いを検証

大手?それとも個人?英会話スクールの規模の違い

大手と個人スクール、どちらを選べばいい?

ネットで英会話スクールを探すと、数えきれないくらいたくさんの教室が出てきますよね。
最近は大きな企業が英会話業界に進出してきて、新しく大手と呼ばれるスクールを展開するケースも多くなってきました。
もちろん、昔から有名スクールとして全国に教室があるスクールもありますから、膨大な数の教室が存在しているということになります。
その一方で、ターゲットを絞った個人経営のスクールが増えてきているのも事実です。
こういった個人スクールはホームページや広告が充実していないケースも多く、興味はあるけれど、どういうところがわからない…と、敬遠してしまう人も多いでしょう。
ですが、大手スクールには大手スクールの、個人スクールには個人スクールの特長がありますから、それを知った上で、自分に合ったスクールを選びたいですよね。
そこでここでは、大手スクールと個人スクールについて調べ、それぞれの特長を詳しくご紹介しますね。

大手と個人スクール、どちらを選べばいい?

大手スクールの特長とは

全国に教室がたくさんあり、そのため生徒数や講師の数も多いのが、大手スクールの特長です。
それだけの大規模なスクールを運営するためには当然、お金がかかっているでしょう。
たとえば入学前に取り寄せるパンフレットひとつとっても、カラフルで紙質も良く、思わず読み込んでしまう豪華さがあるのではないでしょうか。
一つひとつの教室も、設備が充実しているところが多いようです。ですが、そういった経費はレッスン料に反映されますから、個人スクールに比べると、どうしても費用が高くなります。
また、どこの教室でも一定のレベルを満たしたレッスンを提供するためのカリキュラムやマニュアルなども決められているので、レッスンの質は安定しているでしょう。
そのぶん、生徒一人ひとりに合わせた教え方が難しいようです。スクール側も努力はしているようですが、きめ細かいフォローやサポートができるかというと疑問のあるところ。
カリキュラムやマニュアルがあるからこそ、それに縛られてしまうようです。

数多くの生徒を抱えているからこそ、生徒個人の性格や向き不向き、得意不得意といったところを把握することは難しいようです。
どんな性格でも、どんなライフスタイルでも、上達できるレッスンを…という考え方は、言い方を変えれば「無難なレッスン」ということにもなり得ます。
こういったことを踏まえると、レッスンのレベルは一定の基準を満たすけれど、料金が割高で、スクール側と生徒のコミュニケーションがとりづらい、といえるかもしれません。

個人スクールの特長とは

では、個人経営のスクールはどうでしょうか。個人スクールなので、大手スクールのように一概には言えないところもありますが、全体的な傾向はやはりあるようです。
たとえば、生徒一人ひとりに対するフォローが手厚いということがあげられるでしょう。大手スクールのようにカッチリと決められたマニュアルがないところが多いので、レッスン中も生徒がわからないところは丁寧に対応できるのです。
それは、生徒が理解している部分はすばやく進められるということ。つまり、生徒次第で、レッスンの進み方をぐっと速めることもできるのです。
ただ、マニュアルやカリキュラムに縛られないということは、講師一人ひとりの力量が問われるということ。大手スクール以上に、講師選びには慎重になる必要があるでしょう。
教え方が上手な講師、もしくは自分に合った講師に出会えたら、支払うレッスン料以上に得られるものがあるはずです。

個人スクールは基本的に、大手スクールよりも料金がリーズナブルなところが多いですから、良い個人スクール、良い講師を見つけられたら、お得に英語を習得できるのではないでしょうか。
またアットホームな雰囲気も、個人スクールのいいところ。生徒がスクールを居心地良く感じ、リラックスできれば、生徒の力をより引き出すことができるでしょう。
こういったことを踏まえると、リーズナブルに学べて、スクール側と密なコミュニケーションをとりながら学習できるのが、個人スクールの主な特長といえそうです。