海外旅行でのチップの渡し方

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2019/09/19

はじめての海外旅行で知っておきたいチップのこと

海外旅行をする際、多くの日本人にとって馴染みがなさすぎて戸惑いがちなのが「チップ」という文化。旅館での心づけとはまた違った習慣ですから、初めて海外に出かける人は不安に思っているのではないでしょうか。
そこで今回は、海外旅行におけるチップの相場や渡し方のマナーなど、事前に頭に入れておきたい知識について詳しくご紹介します!

はじめての海外旅行で知っておきたいチップのこと

いらない国もある?海外におけるチップとは

チップとは、主に欧米諸国では定番となっている「実質的なサービス料とは別」に従業員へ支払う心づけのことです。チップ分はサービスしてくれた担当従業員が受け取ることになっており、彼らにとっては重要な収入源となります。

チップを渡す文化が一般的なものとして根付いている国では、従業員の給料をチップが貰えることを前提に設定している会社もあります。つまり、チップが貰えないと生活費そのものが減ってしまうということです。

日本では「お小遣い」的なイメージを持つ人もいるチップですが、当たり前の習慣となっている国では最低限の生活費の一部であり、貰えれば嬉しい、というものではないのですね。

◆チップがいる国、いらない国

チップは今やアジア諸国の一部でも定番の文化となっていますが、国によっては日本と同じように支払う習慣がないところもあります。チップ制が存在すると言われている国に関して、代表的なのは以下の通りです。

・アメリカ合衆国 ・アルゼンチン
・メキシコ
・ブラジル
・ドイツ
・コスタリカ
・フランス
・スペイン
・イタリア
・スウェーデン
・イギリス
・オーストラリア
・チェコ
・ギリシャ
・トルコ
・イスラエル
・ロシア
・ドバイ
・タイ
・インドネシア
・モロッコ
・南アフリカ

など。必要ない国に関しては、例えば韓国やカンボジア、中国、ベトナム、フィンランド、台湾、マレーシアなど。

必要ない場合の特徴としては「料金に“Tips”と明確に書かれていない」「サービス料が料金の中に含まれている」などが挙げられます。しかし、こういった情報も確実とは限らないので、事前に必ずガイドブックを確認しましょう。

ホテルだけじゃない?チップが必要な場面

そもそもチップが必要になる場面とはどういった時か? というと、まずはホテルに宿泊した際、案内をしてくれた係の人やコンシェルジュなどに渡すのが定番ですよね。

しかし、海外では意外とチップを渡すシチュエーションがたくさんあるのです。

◆ホテルのサービスを受けた時

前述した通り、ホテルに宿泊する時にはチップを渡す場面が多いと言えるでしょう。荷物を運んでくれたベルボーイやポーター、予約してくれたコンシェルジュ、ルームサービスを運んでくれた人、ホテルを出る時にテーブルに置いておくチップなど、それぞれの金額は大きくはありませんが、細やかなサービスを受けたらその都度支払うのが一般的です。

◆飲食店で食事をした時

バーやレストランでも、サービス料や席料としてチップを支払う習慣があります。バーの場合は総額からまとめて支払うのではなく、ドリンクを頼むごとに少額を渡すというケースも。

◆空港のポーターやタクシー運転手

空港や駅で荷物を運んでくれるポーターや、タクシーの運転手にもチップは渡されます。タクシーでも荷物の積み下ろしをお願いした場合は別途チップがかかることがあるそう。

逆にチップが不要な場所はあるのか? といえば、もちろん存在します。それは基本的に「セルフサービス」や「席料がかからない場所」で、例えばファーストフード店やセルフのガソリンスタンド、スーパー、テイクアウト専門の飲食店などが挙げられるでしょう。

また、チップが不要な国でご紹介したように、料金の中にサービス料が含まれていることが確認できるお店の場合は「チップ不要」と捉えても良いとのこと。更に、従業員のサービスに著しい不足があった、粗雑な対応をされたなど正当な理由があれば、チップを払わないという選択肢もあります。

スマートに渡そう!チップの払い方&相場は?

最後に、チップの渡し方や相場についてみてみましょう。

◆ポケットにお札を用意!チップの渡し方

チップによく使用されるお金は、アメリカの場合「1ドル札」があります。コインは絶対的に失礼というわけではありませんが、基本的にはお札で渡すのがマナーです。

すぐに取り出してスマートに支払えるよう、何枚かポケットに入れておくと便利。ただし、お会計のついでに支払うという場面もあるので、財布から取り出した方が品よく映ることもあります。

また、昨今では「クレジットカード」でチップを支払う方法も。お会計の際に伝票の下に自分で「これだけチップを払います」という金額を記入するか、暗証番号を打つ際に任意で金額を入力すればOKです。

・This is for you.
これをあなたに。

・The change is for you.
お釣りはあなたが取っておいてください。

・The tip's on the table.
チップはテーブルに置いています。

一言“Thanks you!”だけでも構いませんが、渡す際には上記のような言葉をかけましょう。チップが必要か分からない時は、思い切って“Is the service charge included ?”(サービス料は入っていますか?)と尋ねてみるのもひとつの手です。

◆チップの相場は?

チップの相場は、国やシチュエーション別に異なります。大まかには「料金全体の5%~20%程度」と幅広いですが、多くの国では「10%前後」が基本のようです。例えば、代表的な例としてアメリカの相場を見てみましょう。

・ホテル……1~5ドル(コンシェルジュには5ドル)
・バー……料金の10~15%
・レストラン……料金の15~20%(高級なら20%)
・タクシー……総額の15~20%

細やかなサービスには1~3ドル程度と考えて、その他は支払う料金全体の15%~20%程度見ておけば間違いないようですね。ただし、お釣りをそのまま渡すやり方だとチップの相場に足りなかった場合「足りないよ!」と指摘されることもあるそうなので、上乗せ料金までしっかり確認してから支払いましょう。

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