英語での使い分けが難しい「見る」の違い

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2019/01/10

使い分けが難しい英語の「見る(look、see、watch)」の違いとは

英語で「見る」といえば"look"と"see"、そして"watch"の3つを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。しかし、実はそれ以外にも見る、を表す単語は存在し、状況に応じて使い分けられるって知っていましたか?今回は意外と知らない!たくさんの「見る」の使い分けについて、ルールやコツをご紹介していきましょう。

使い分けが難しい英語の「見る(look、see、watch)」の違いとは

まずは定番!see、look、watchの使い分け

最初にご紹介するのは、最も定番である"look"、“see"、"watch"という3つの「見る」の使い分け。

●Lookは「意識的に目を向ける」という意味

まず、”look”は?というと「意識的に目を向ける(そちらに視線をやる)」という意味になります。例えば珍しい絵や建造物などがあった時「あれを見て!」と呼びかける時には大抵lookが使われますね。基本的には静止しているものを見る時に使います。

・Look! It is a picture I drew.
見て!僕が描いた絵だよ。

・He looked at his watch and said he would return soon.
彼は腕時計を見て、そろそろ帰ろうと言った。

●Watchは「動いているものを注視する」という意味

Watchも、“look”と同じくそちらに視線を向けて(意識的に)見る、という意味です。しかし、”look”が主に静止しているものを見る、という感じなのに対し、”watch”には動いているものを目で追うようにじっと見つめる、注視するといったニュアンスがあります。

・As I heard a loud noise, I watched over there unintentionally.
大きな音がしたので、思わずそちらを見た。

・I have watched TV for three hours today.
今日はテレビを3時間も観ちゃったよ。

●Seeは「意識しなくても見える」という意味!

上2つと全く異なる意味を持つのが“see”です。これは意識的に見る、という意味ではなく「自然と見える」時に使用します。例えば偶然見た、偶然会った、なんて状況を言い表したい時に使いますね。ただし、映画やスポーツ、コンサートなど本来ならば“watch”が用いられるものでも、現在進行形でなければ(昨日観た?と尋ねるような場合)”see”で表現することが可能です。

・I saw Kathy walking a dog yesterday.
昨日キャシーが犬の散歩をしているのを見ました。
※過去形は“saw”となります。

・I can not see it from here.
ここからじゃよく見えないよ。

・Did you see soccer game yesterday?
昨日のサッカーの試合観た?

見る、見せる?view、showの使い分け

続いては、こちらも「見る」という意味に近い“view”と”show”の使い分け。

●Viewは「興味を持って見る」という意味!

“view”は見ると言っても「興味を持って眺めに行く」というような意味になります。パノラマビューやオーシャンビューの「ビュー」と言えば、少し分かりやすいのではないでしょうか。基本的には景色や景観など、自然的な美しいものを眺める時によく使われるようです。

・I viewing at the beautiful Japanese garden.
美しい日本庭園を眺める。

・The view is picturesque.
絵になる景色だね。

●Showは「見せて」「見せる」という意味!

“show”は見る、ではなく「見せる」という意味を持つ言葉です。基本的には「見せて欲しい」もしくはこちらから「見せるよ」と相手に言う時に使います。例えばパスポートやアルバムの写真を見せて欲しいとか、自分の地元を案内するよとか、そういった目的で使用されますね。

・I want you to show the picture.
その写真を見せて欲しいな。

・Could you show me your passport?
パスポートをこちらに見せて頂けますか?

・If you come, I'll show you Sydney.
もし君が来てくれるなら、僕がシドニーを案内するよ。

ちら見する!glance、glimpseの使い分け

最後に、こちらも一般的には「見る」という単語のひとつとして扱われる“glance”や”glimpse”の使い分けをご紹介します。

●Glanceは「ちら見する」という意味!

“glance”は「ちら見する」という意味です。自分から意識的にチラッと見る、という時に使用します。例えば急いでサッと目を通した、イライラと時間をちらりと確認した、などという使い方ができますね。

・He glanced at the materials he got.
彼は貰った資料にチラッと目を通した。
※これはあまり良い状況ではありませんが、例えば“look”を使うよりは中身に目を通しているだけマシ、とも取れます。”look”だと貰うだけ貰って中身は全く確認していないという意味になるのです。

・She confirmed the neighbor with a glance.
彼女は横目でちらりと隣を確認した。

・My father glanced at his watch while frustrated him.
父は苛立ちながら時計をちら見した。

●Glimpseは「ちらりと見えた」という意味!

”glimpse”も、基本的には「ちらっとだけ見る」という意味になります。ただし、こちらの場合は「意図的ではない」のがポイント。たまたま見えてしまった、見えたと思ったけどすぐに消えてしまった、というような状況を表す時に使われることが多いです。

・I got a glimpse of my friends being angry with my teacher.
友達が先生に怒られているのがちらりと見えてしまった。

・People who glimpse me, are not you your sister?
チラッと見えた人、君の妹じゃない?

・I got a glimpse of fireworks from the car.
車からちらりと花火が見えた。

いかがでしょうか?同じ「見る」や「見えた」という意味でも、用途によって様々な単語が存在するのですね。基本の3語さえ覚えていれば通じるだろうと思っていた方も、意識して使い分ければより一層英語力がアップするはず。ぜひ様々な例文を作ってチャレンジしてみてください。

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