おせち料理を英語で伝える!名称&詳しい説明集

おせち料理を英語でどう言う?

みんなのネタ帳!英会話コラム

日常で使える英語フレーズ

2019/01/01

和食ブームだから知っておきたい、おせち料理の英語フレーズ

皆様、新年明けましておめでとうございます!お正月の食事はどうされていますか?日本のお正月の食卓には欠かせない「おせち料理」ですが、最近ではコンビニや通販などでも手に入るようになり、より手軽なものになってきていますよね。
ダイエット食との評判もあり、和食ブームが続いている昨今。外国人から「おせち料理が食べてみたい!」と言われる日も近いかも?そこで今回は、おせち料理の内容を英語でどう表現するか?についてまとめました!

和食ブームだから知っておきたい、おせち料理の英語フレーズ

おせち料理って、英語でどう説明する?

そもそも海外には「おせち料理」という習慣がありません。そのため、お正月の食事について聞かれたら、まずそこから説明しましょう。

●おせち料理は英語で何と言う?

・There is also a special feast called Osechi-ryori on New Year 's Day.
お正月には、おせち料理という特別なごちそうがあります。

特別な日のごちそう、は“feast”で表すことができます。おせち料理には英名がないので、基本的にはそのまま単語として使用して構いません。しかし、以下のような言い換えもできるので、覚えておくと便利です。

1.festive food for the New Year
新年のごちそう
2.specially-prepared New Year's dishes
特別に準備される新年の食事
3.traditional new year foods
新年の伝統的な食事

●おせち料理を詳しく説明するには?

おせち料理について詳しく聞かれた場合は、その形状や由来、なぜ用意するのか?も含めて説明するとよいでしょう。

・Various kinds of beautifully-prepared dishes are set in four-tiered lacquer boxes.
4段重ねの重箱に、様々な料理が端整に並んだ食べ物です。

・Most dishes in osechi-ryori are cooked in order to be preserved for at least three days.
おせち料理に入れられているものは、ほぼ3日間は保存が利きます。

・It is because it is said that God will visit the house within the three days, and during that time you should not use the kitchen.
なぜかというと、神様がその3日間のうちに家を訪ねると言われていて、その間は台所を使うべきではないとされているからです。

・It is also said this is because women don't have to cook during that period.
お正月という皆の休日に、女性が料理をする必要がないようにという説もあります。

このように説明できると、尋ねた外国人にとっても非常に有意義となるに違いありません。昔は女性が家事をすることがほとんどだったため、お正月は楽できるように、というのはよく聞きますが、本来は神様を穏やかにお迎えするための料理だったのですね。

代表的な料理を紹介してみよう!

では、おせちに入っている代表的な料理を紹介してみましょう。実は、それぞれ短い単語で言い表すことが可能です。今回はなぜ食べるのか?を説明する例文も含め、見てみましょう。

●sweet black beans(黒豆)
※simmered black soy beansとも

・Sweet black beans eats with the desire to be able to move diligently.
黒豆は、勤勉に動けるようにという願いを込めて食べます。

●simmered konbu rolls(昆布まき)
※rolled kelp with fishとも

・Kelp is said to be okay as the sound resembles to the word "happy" in Japanese.
昆布は日本語で「喜ぶ」という言葉に響きが似ているので、縁起が良いと言われています。

●mashed sweet potato with sweet chestnuts(栗きんとん)
※sweet potato and chestnutとも

・Chestnuts are similar to treasures, so they can be eaten by hoping for a rich year.
栗は財宝に似ているので、豊かな1年を願って食べられます。

●candied dried sardines(田作り)
※teriyaki small dried sardinesとも

・It is said that it symbolizes the grain-rich food because it is a small fish but with a head and awnings.
小さい魚ですが頭が付いていて縁起が良いので、五穀豊穣を象徴すると言われています。

●sweet omlet(だて巻き)

・It is said that yellow and white body symbolize gold and silver, I hope for a gorgeous year and eat.
黄身と白身が金と銀を象徴するとされ、華やかな1年を願って食べます。

●fish cake(かまぼこ)
※steamed fish pasteとも

・Red and white mean "sunrise", it is a congratulatory food.
赤と白が「日の出」を意味している、おめでたい食べ物です。

おせちの食材を紹介してみよう!

おせち料理には、縁起のよい料理もあれば縁起のよい食材もあります。おせちに入っている縁起のよい「食材」についても、食べられる理由と合わせて英語で紹介してみましょう。

●salted herring roe(数の子)

・This is a set of a lot of eggs, which represents descendants prosperity.
これはたくさんの卵が集合したもので、子孫繁栄を表しています。

●shrimp(海老)

・Shrimp is a food symbolizing long life, as it seems that the beard grows and the waist is bent.
海老は髭が生えて腰が曲がっているように見えるので、長生きを象徴する食べ物です。

●Lotus root(蓮根)
※煮た蓮根はsimmered lotus root

・As lotus root is empty, there is a meaning that the outlook becomes better.
蓮根は穴が空いているので、見通しが良くなるという意味があります。

●Sea bream(鯛)

・Because the pronunciation of the sea bream is similar to the word "congratulations" in Japanese, it is said that the auspicious is good.
鯛は日本語で「おめでたい」という言葉に発音が似ているので、縁起が良いとされています。

●Yellowtail(鰤)

・Yellowtail is a fish whose name changes as it grows in Japan. Therefore, it is said to symbolize success in life.
鰤は日本では、成長するにつれて名前が変わる魚です。そのため、出世を象徴していると言われています。

●Burdock(ゴボウ)

・Because burdock is thin and long to the root, the wishes that family line will last long is put in it.
ゴボウは根まで細く長いので、家系が長く続くようにという願いが込められています。

いかがでしょうか?日本では当たり前のように食べられているおせち料理ですが、外国人にとってはきっととても新鮮なはず。様々な表現を駆使して、ぜひ特別な文化を伝えましょう。

おすすめの記事Recommendations For You