欧米でも大掃除をする?英語で大掃除を説明してみよう

年末の大掃除を英語で説明

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2019/12/05

大掃除を英語で説明してみよう

日本人にとって、年末の恒例行事の一つが大掃除ではないでしょうか。でも大掃除って世界共通の文化なのでしょうか?アジアには大掃除の文化がある国もありますが、英語圏も大掃除をしているのでしょうか?今回は英語圏の大掃除の習慣や、大掃除に関する英語表現を紹介します。

大掃除を英語で説明してみよう

英語圏には大掃除の文化があるの?

英語圏では日本のように大掃除をする習慣があるのでしょうか?代表的な英語圏の国について紹介します。

◆アメリカ

アメリカで一年の一大イベントといえばクリスマスです。クリスマスは恋人と過ごす日ではなく、家族や友人が集まってパーティーをします。また、サンクスギビングも同じように家族や友人が集まって過ごす1日です。たくさんの人が集まるので、ある程度掃除をしますが、本格的に掃除をするのは、庭や人が集まるリビングや、家族が泊まるベッドルームだけなんです。
日本人のように家の隅から隅まで綺麗にするのは、かなり綺麗好きなアメリカ人だけかもしれません。

◆イギリス

イギリスにはSpring Cleaning(スプリングクリーニング)という習慣があります。アメリカの一部の人(ほとんどはイギリス系アメリカ人)も、Spring Cleaningをする習慣があるようです。
最近は減りつつありますが、昔は冬の間に暖炉を使うのが当たり前だったイギリスの家庭では、冬の間に溜まったススをこのSpring Cleaningで綺麗にします。その一環で、家の他のスペースも掃除しているのです。

Spring Cleaningの起源

Spring Cleaningの起源は、イラン人もしくはユダヤ人だと言われています。

◆イラン人説

イランの新年は3月21日です。新しい年がいい年になるように「再生」の意味を込めて、物を燃やしたり、新しい苗を植える習慣があるのですが、その習慣の一つに掃除があります。春を迎えるために、かなり大掛かりな大掃除をするため、これが起源なのではないかと言われています。

◆ユダヤ人説

ユダヤ教には、奴隷がエジプトから逃亡したことを祝う「ペサハ」というお祭りがあります。ペサハの時には無酵母のマッツァーというパンを食べるのですが、ペサハ以降マッツァーというパンを家に置いておくことは失礼に当たるそうです。そこで、マッツァーのパンくずすら残らないように家を掃除する習慣があり、これが起源なのではないかと言われています。

日本の大掃除を英語で説明できますか?

それでは日本の年末の習慣の一つ・大掃除について、年末の大掃除に馴染みがない英語圏の人にも説明してみましょう。

・Osoji means year end cleaning. It’s a one of Japanese tradition.
大掃除とは年末の掃除のことです。これは日本の伝統の一つです。

・Osoji is not just a clean up, we have to clean up everywhere in the house.
これはただの掃除ではなく、家中を掃除しなければなりません。

・Japanese people believe that Osoji brings health, happiness, and wealth for the new year.
大掃除は新年に健康、幸福、そして富をもたらしてくれると言われています。

大掃除の時に使える英語表現

それでは最後に、大掃除をする時に使える英語の例文を紹介します。

・Let’s get started Year-end cleaning!
大掃除を始めましょう!

・This room is so messy.
この部屋は散らかっている。

・Could you vacuum the floor?
床に掃除機をかけてくれる?

・Dust off the shelf, please.
棚のホコリを取ってください。

・When you use this detergent, you’d better to wear the rubber groves.
この洗剤を使うときは、ゴム手袋をしたほうがいいよ。

・Please wipe the window with a cloth.
布で窓を拭いてください。

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