土用の丑を英語で説明しよう

みんなのネタ帳!英会話コラム

日常で使える英語フレーズ

2019/07/25

土用の丑の日について英語で説明できますか?

土用の丑の日といえば、多くの日本人にとっては「鰻を食べる日」というイメージ。今年は7月27日(土)が該当するそうですが、外国人から土用の丑の日について聞かれた場合、どのような文化として紹介しますか?
今回は外国人から「ドヨウノウシノヒ?」と首を傾げられてしまった時、使用できる英語や用例などを詳しくまとめてみました! 日本における土用の丑の日に関しても説明していますので、ぜひご覧ください。

土用の丑の日について英語で説明できますか?

そもそも「土用の丑の日」ってなに?

大半の日本人にとっては、すっかり「鰻を食べる日」として認識されている土用の丑の日。子どもの頃は土曜の牛の日、って言う割には土曜じゃない時もあるし、牛も食べないんだなあ……なんて勘違いしていた方も少なくないかもしれませんね。

しかし、これは基本的に「土用(立夏、立秋、立冬、立春の直前にあたる約18日間の期間のこと)の間に訪れる丑の日」という意味であり、日付も毎年変わるのです。

起源は陰陽道における「五行説」。木、火、金、水、土という5つの元素から全ての物事は成り立つという考えで、木、火、金、水はそれぞれに春、夏、秋、冬を示すといわれています。

では「土」は何か? というと、どの季節も該当しません。なぜなら土は全ての季節に関わりのあるものだ、という考えから、季節の変わり目を指すことになったから。

大体この夏のはじめの土用の期間中、かつ丑の日(暦に十二支を割り振ったうち丑の番となったところ)は夏バテしやすい時期とされており、昔から「精のつくものを食べよう」との習慣があったため、タンパク質と脂質が豊富な鰻を食べるようになったわけです。

ちなみに、丑=牛ですから、子どもの頃によくある勘違いは字面だけならあながち間違いというわけではなかったのですね。

また、土用の丑の日は年に2日該当することもあり、この場合は「一の丑」「ニの丑」として区別されます。しかし、一般的に話題となるのは一の丑の方。二の丑が盛り上がることはあまりないようです。

英語で説明してみよう!土用の丑の日

では、英語で「土用の丑の日」を説明してみましょう。語源を考えると適した英単語はないんじゃない? と思ってしまいますが、実は土用の丑の日を表現する単語は存在します。

◆「土用の丑の日」は英語で?

“The midsummer day of the ox”
または、
“The dog days of summer”

しかし、“ox”は「牛」を示す単語なので分かりますが、下の方はなぜ“dog days”なのでしょうか?

答えは、“dog days”が「盛夏、暑い時期」という意味だから。確かに夏は犬も舌を出してぐったりしているなあ……なんて考えたら大間違い、実はおおいぬ座の一等星であるシリウスが日の出と日の入りごろに合わせて出現する時期と、最も暑い時期が重なりがちなのが起源だそうです。

◆「土用の丑の日」を説明すると?

・Doyou is the specific days that last for 18 days before the first day of 【spring / summer / fall / winter.】
春夏秋冬、それぞれの始まりとして設定される日付の直前18日間を「土用」と呼びます。

・The day of the Ox is a calendar day of the Chinese Zodiac.
暦を十二支で数えたうち、丑の番にあたる日を丑の日と言います。

鰻って英語でなに?土用の丑の日の習慣に使えるフレーズ

土用の丑の日について説明したら、高確率で「一体何をする日なの?」と尋ねられるでしょう。

基本的には「エネルギーを蓄えるために鰻を食べる日」なのですが、なぜそうなったのかも含め、以下のように伝えてみてください。

・On the day of the ox in midsummer Japanese have a custom to eat eel which started in the Edo period .
日本では、江戸時代から土用の丑の日には鰻を食べるという習慣があります。

・This custom was spread by a person called Hiraga Gennai, a scholar in the Edo period.
この習慣は、江戸時代の学者である平賀源内という人物によって広められました。

・The motivation was to help the eel restaurants lamenting that sales would fall in summer.
きっかけは、夏に売上が落ちると嘆くうなぎ屋さんを助けるため。

・I tried to avoid the crisis by creating a special habit of eating eel on this day.
この日は鰻を食べるものだ、という特別な習慣を作ることで、その危機を回避しようとしたのです。

いかがでしょうか? 土用の丑の日には漠然と鰻を食べるようになっていた、という方も多いでしょう。そもそもは平賀源内が夏でも精のつく鰻を食べよう!と働きかけたからで、その文化が今日に至るまで残っているのですね。

おすすめの記事Recommendations For You