海外にもホワイトデーはあるの?

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海外情報で解る!文化や習慣の違い

2020/03/05

ホワイトデーは海外共通のイベント?

間もなくホワイトデーがやってきますね。ホワイトデーといえば、バレンタインデーにあげたチョコレートのお返しを渡す日(お返しが返ってくる日)といったイメージ。もらった方々は、お返しの準備は済んでいますか?
しかし、そういえば海外にも同じ文化があるのかどうか気になる、という方も多いと思います。そこで今回は、ホワイトデーの海外事情に迫ってみました。

ホワイトデーは海外共通のイベント?

海外にはない?ホワイトデーの起源

ホワイトデーは全世界共通のものと勘違いしがちですが、実は海外には文化自体がありません。バレンタインデーはあるのに何で?と疑問に感じてしまいますよね。

しかも、取り決めたのは「全国飴菓子工業共同組合」。元々は1978年に“キャンディをプレゼントする日”として生まれたそうです。ホワイトデーとして認知されるようになったのは、その数年後のこと。意外にも、歴史は50年にも届きません。

ただし、この起源には諸説あるよう。お菓子メーカーの不二家とエイワが昭和40年ごろに協力してマシュマロを販売するキャンペーンとして広めたという説もあれば、石村萬盛堂がバレンタインの返礼品としてマシュマロを渡す日を作った、との説も。

時期的には大体同じような印象ですが、いずれも元祖を譲っていないとのことで、何にしろこの3つの説が有力と考えられているよう。確かにキャンディもマシュマロも、ホワイトデーのお返しとしては定番ですよね。

◆ホワイトデーは「純粋な愛」を示す言葉

名前の由来については、当初はクッキーデーやフラワーデーなども検討されていたと言います。しかし、最終的には「純粋な愛の象徴としてホワイトデーにしよう」との結果になったとか。ピュアな心や純潔を表す白のカラーは、新たな恋人同士が誕生するかもしれない日にぴったりだと考えられたのですね。

ホワイトデーは、何を贈るかで意味が変わる?

そんな経緯で広まったホワイトデー。元々日本には何かもらったらお返しをするという価値観がありますから、現在も定番の風習になっているというのは頷けますね。

しかし、ホワイトデーは贈るものによって意味合いが変わる、との話もあります。代表的なアイテムとしては以下の通りですので、注意しましょう。

・キャンディ……「あなたが好きです」
・クッキー……「気持ちは嬉しい」「良き友達でいよう」
・マシュマロ……「ごめんなさい」「好きじゃない」

ホワイトデーを広めたという有力説の3分の2がマシュマロがらみだったにも拘わらず、これは非常に不思議な話ですが、一般的には上記の通り本命にはキャンディ、義理にはクッキー、お断りする時はマシュマロをあげるとの習慣があるよう。

社会人の場合そこまで気にする人はいないでしょうが(むしろ流行りのオシャレなマシュマロやギモーヴなどは喜ばれるはず)中高生の方は相手が意味を知っていると傷つける恐れがあるため、渡す際に一言添えると良いかも。

また、その他にも「下着は下心しか感じないのでNG」「手づくりは困る」といった声がありますから、お返しの際は熟考する必要がありそう。本命よりも、ある意味お友達へのお返しの方が悩みそうですね……。

アジア諸国では定番!海外のホワイトデー

日本以外でも、例えば中国や韓国、台湾といったアジア諸国にはホワイトデーが存在するようです。

◆韓国

日本以外では最もホワイトデーが盛んと言っても良い国で、キャンディにプラスして花束やアクセサリーなど、恋人が喜びそうなものを贈ります。3月に入るとお店にはたくさんの美しいキャンディが並ぶため、それを眺めるのも楽しみのひとつ。ちなみに、4月14日にはバレンタインとホワイトデーを虚しく終えたシングルの人々が、黒い服を着てジャージャー麵を食べる「ブラックデー」というユニークな行事も。

◆中国・台湾

こちらも浸透して間もないものの、ホワイトデーが存在します。お菓子だけでなくアクセサリーやぬいぐるみ、花束などを合わせて贈るのが一般的で、日本とほぼ変わらない風習と言えそうです。

◆イタリア

ホワイトデー自体はありませんが、3月8日に男性から女性へ感謝の気持ちを込めてミモザの花を贈る、という日が存在するそう。ミモザには「秘めた恋」「真実の愛」といった花言葉があるとのことで、何だかロマンチックですね。

◆その他の欧米諸国

欧米諸国では、一般的にホワイトデーには何も特別なことはしません。そもそも欧米ではバレンタインデーも女性から男性へ、ではなく男性から女性へプレゼントを贈ることが多いので、元々の文化が異なる側面もありそうです。逆に日本の男性は、海外へ行ったらバレンタインデーに恋人へのプレゼントを忘れないようにしなければなりませんね。

いかがでしょうか? ホワイトデーは日本、および近隣国ならではの文化ということが分かりました。昨今ではバレンタインデーも恋人同士の日、もしくは自分用のチョコレートを買って楽しむというのが一般的になりつつありますが、ホワイトデーもぜひ忘れずに、自分らしい楽しみ方をしてくださいね。

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