海外のハロウィンって日本とは違うの?

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海外情報で解る!文化や習慣の違い

2018/10/18

日本と海外のハロウィン、違いはある?

もうすぐハロウィンの季節がやってきますが、衣装はもう決まりましたか? 近年、日本でもどんどん盛り上がりが大きくなってきているハロウィン。毎年、仮想パーティーを楽しむ人もいるのではないでしょうか。ただ、日本のハロウィンの習慣は、海外とは違うところもあるようです。
そこで今回は、日本と海外のハロウィンの違いについて迫ってみます。

日本と海外のハロウィン、違いはある?

海外のハロウィンの習慣を、国ごとに見てみよう

ハロウィンは、日本だけでなく、国によってかなり雰囲気の違いがある習慣です。特徴的なハロウィンの習慣がある国についてご紹介しますから、ぜひ想像してみてくださいね。

●アイルランド

まずは、ハロウィン発祥の国、アイルランドです。ハロウィンの起源と言われているアイルランドは、ハロウィンのイベントもかなり大々的。「ハロウィン休み」という期間があり、10月最後の月曜日から1週間、ほぼすべての学校が休みになります。
また、ロンドンデリーという町で行われる大きなパレードが有名で、大人から子どもまで、思い思いの仮想をして参加しています。

●イタリア

続いて、同じくヨーロッパのイタリアのハロウィンもご紹介しましょう。イタリアでは、10月31日からの3日間がハロウィン期間となります。仮想などのイベントもありますが、それよりもキリスト教の祭日としての意味合いが強いのが特徴的。11月1日が「諸聖人の日」、11月2日が「死者の日」となっていて、ハロウィンはこれらの祭日の前夜祭という位置づけになります。
日本に照らし合わせてみると、「お盆」に近いニュアンスといえるでしょう。お墓参りとお供え物をして、亡くなった方に祈りを捧げるのが一般的です。

●ルーマニア

ハロウィンがこれから盛り上がる兆しを見せている国として、ルーマニアを見ていきましょう。ハロウィンを楽しむという習慣がまだ定着していないルーマニアでは、仮装やパーティーなどのイベントは少なめです。
ただ、小さな子どもがいる家庭ではカボチャを加工してランタンをつくったり、お菓子を食べたりという楽しみ方をしています。
ハロウィンの飾りは本来、お化けや悪霊を追い払うという意味合いがありますから、子どもを守るための飾りつけ、ということで発展していきそうです。

●アメリカ

ハロウィンの発祥はアイルランドですが、ハロウィンの本場といったら、やはりアメリカでしょう。仮装やパーティーでかなり盛り上がります。日本のハロウィントとても近い雰囲気で、賑やかに過ごすのが特徴的です。
というのも、もともと日本のハロウィンはアメリカの習慣をまねたものなので、共通の部分が多いんですね。子どもが近所の家を回ってお菓子をもらうのも、日本と同じ。「トリック・オア・トリート!」と言いながら子どもが仮装をして家々を訪問する様子は、見ている大人まで楽しくなってしまいます。

日本と海外のハロウィンの違いって?

ハロウィンはもともと、ヨーロッパのケルト文化から始まり、そこからキリスト教的な意味合いへと広がっていった文化です。ですから、海外でもハロウィン本来の意味合いを強く受け継いでいる国は、日本のような娯楽的な要素が薄いです。そこが、日本のハロウィンと海外のハロウィンの一番大きな違いといえるでしょう。

クリスマスが海外から入ってきて、日本の中で独自の文化として定着したように、ハロウィンも日本独特のイベントとして盛り上がっていますよね。

ですが、本来は宗教的な意味合いが強いイベントなので、そういったところを重視する国では、同じハロウィンでも日本とはまったく違った行事になるのです。

ハロウィンの由来は?

ハロウィンはもともと、古代ケルト人が起源と言われている行事です。キリスト教では「万聖節」の前夜祭という位置づけで、毎年10月31日に行われます。なぜ10月31日かというと、昔のケルト人は、10月31日を1年の終わりの日としていたからです。
ケルト人たちはこの日、死者の霊がこの世に戻ってきて、それと同時に魔女や悪霊も悪さをすると信じており、それらを追い払うためのお祭りとして、ハロウィンを大切にしてきました。

そしてやがて、このハロウィンがキリスト教にも広まっていき、ケルトとキリスト教の文化が融合して、現在のハロウィンの原型ができたのです。

●ハロウィンのかぼちゃについて

ハロウィンの時期になると、かぼちゃの飾りをいろんなところで目にしますよね。ハロウィンといえば「かぼちゃ」というくらい、なぜ「かぼちゃ」がフューチャーされるかというと、その由来はやはりケルトの時代にさかのぼります。
ケルトの昔話として、「ジャック・オー・ランタン」という伝説があるのですが、この話で重要な意味合いがあるのは、実はかぼちゃではなく「カブ」でした。ですが、この伝説がハロウィンとともにアメリカに渡ったとき、どういうわけか「かぼちゃ」にすり変わって、それが定着したのです。カブがかぼちゃに変わったなんて、まさに「トリック」のようでおもしろいですね。

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