復活祭とはどのような行事か

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2020/04/09

復活祭とは、どんな意味?

今年もイースター(復活祭)が近づいてきましたね。
少しずつ日本に浸透しつつあるイベントですが、そもそもどんな意味を持つのでしょうか? 今回は由来も含め、復活祭について詳しくまとめてみましたので、ぜひチェックしてくださいね。

復活祭とは、どんな意味?

イースター(復活祭)の語源・由来は?

まず、イースター(復活祭)の語源や由来について。イースターはキリスト教圏ではクリスマスよりも大事な行事とされています。

なぜならばクリスマスがキリストの生誕祭なのに比べ、イースターはキリストが磔にされ亡くなったのち、3日目に蘇った「復活祭」だから。そう、復活祭とは、命を落としたはずのキリストが人々の前に戻ってきた日なのです。

一般的には「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」とされ、2020年は4月12日(日曜日)に定められています。

ちなみにギリシャ正教やロシア正教、日本正教会では復活祭のことを「パスハ」、ラテン系の国では「パスカ」や「パスクワ」と呼ぶこともあるそう。由来はギリシャ語にあるとのことで、「過越の祭り」を意味しています。

しかし、イースターといえば「卵に色を塗ったり、うさぎの人形を飾ったりする」イメージ。一体なぜなのでしょうか?

なぜイースターに卵とうさぎなの?

宗教的に大きな意味を持つイースターですが、その行事の際によくイメージされるのが「卵とうさぎ」。確かにイースターの時は、色とりどりの美しいイースターエッグを用意し、うさぎの人形を飾ります。

◆卵は「生命」の象徴

なぜイースターエッグなのかといえば、卵が生命の象徴とされているから。人は卵からは生まれませんが、鳥や魚、虫など卵を媒介に生まれる生物はたくさんいますよね。とりわけ土葬されたはずのキリストが蘇った、という逸話が「殻の中で育ち、それを破って現れる様子を彷彿とさせる」ということで、卵がイースターのシンボルとなったそうです。

◆うさぎは卵を運んでくる使者

対するうさぎは、その卵を運んでくる使者のような役割を果たしています。元々はルター派のルーテル教会における伝承が起源とされており、裁判官を務めるうさぎがイースターになると子どもたちのところに現れ、良い子だったか悪い子だったかを審判する、という言い伝えがあるそう。

良い子の家にはイースターエッグやキャンディをはじめとしたお菓子を入れたバスケットを届けてくれるイースターバニー。なぜうさぎなのか? というと、多産だから、との理由が大きいようです。たくさんの子どもを産むうさぎは昔から子孫繁栄の象徴とされており、それが復活祭の「生命」と結びつけられたのではないかと言われています。

また、英語のイースターの語源とされているのがゲルマン神話に登場する春の女神、エオストレですが、彼女が野ウサギを従えているのもひとつの由来と考えられています。

復活祭にちなんだ遊びを知ろう

最後に、復活祭にちなんだ遊びをご紹介。イースターは各家庭でどのように楽しまれているのでしょうか?

◆エッグペイント

イースターといえば、卵に色を塗ったり絵を描いたりして遊ぶエッグペイント。海外ではホームパーティーの一環として楽しまれることが多く、センスの見せどころですね。

◆イースターエッグロール

イースターエッグをスプーンで転がしつつ、割らないように気を付けながら走ってゴールを目指す遊び。アメリカでは毎年ホワイトハウスのイースターパーティーでも行われている定番の催しのようです。

◆イースターエッグハント

工夫を凝らしたイースターエッグを公園や庭、家の中など様々な場所に隠し、みんなで探しに行く遊び。家族みんなで楽しめますし、宝探しのようでとてもテンションが上がりそうです。

◆イースターエッグレース

前述したエッグロールに似ていますが、より難易度高め。スプーンに卵を乗せて落とさないように走る遊びなので、よそ見して怪我をしないように注意が必要ですね。

◆ボンネットパーティー

ニューヨークで開催されるイベントが特に有名なこちら。イースターの飾りつきの帽子を被ったり、それにちなんだ仮装をしたりして街をパレードします。

その他、イースターの日に楽しみなのが料理。卵意外にもうさぎ型のケーキなどを焼き、思い思いの豪華な食事を作るようです。地域によってはパン生地に卵を殻ごと入れて焼いたものや、砂糖とアーモンドを練り合わせて作ったお菓子などを食べることも。

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